学習内容・学習活動
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支 援 上 の 留 意 点
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標本平均の求め方を知る。
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身長を記入したカードを100枚程度用意し、抽出した標本の平均値を求めることによって、母集団の平均値を推定する方法による調査を実際に行う。
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標本平均から母集団の平均値を推定する方法を知る。
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5回ほど実験を行い、2〜5回までの平均値の平均値を求め、実験の回数を多くすると、相対度数が一定になり、相対度数の平均値に近づいていくことに気づかせる。電卓を使用させ、学習の効率化を図り、思考活動を高める。
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ソフトの使用方法を知る。
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2通りのグラフ表示の意味を理解させ、実験を通し、実験回数と標本平均の平均値と母集団の平均値との関係の理解を深める。
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自分で任意にデータを選択する。
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机間巡視を行い、個別指導を行う。ヘッドセットは使わず直接、生徒に話しかけるという人間的接触を取り入れることによって、生徒に対する「強化」を与える。
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ランダム機能を使い、様々な資料において、数多くの実験を行う。
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コンピュータのランダム機能と自分が任意に選択するのと相違がないことに気づかせてから、一人一人に操作させる。何度も実験させ、標本平均の有用性を実感させる。
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実験結果から標本平均の求め方やその意味や有用性を確かめる。
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コンピュータの操作で終わらないように、標本平均の求め方と実験の意味について振り返らせる。
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練習問題を解く。
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電卓を使用して、計算技術よりも求め方を理解しているかを中心に確認する。
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学習内容・学習活動
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支援上の留意点
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標本から母集団全体の数量を推定する方法を確かめ 。
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白い碁石を使った前時の実験を想起しやすいように手順を示した流図を掲示してコンピュータでの実験手順を明確にする。 コンピュータのシミュレーションで行いながら、標本から全体の数量を推定する方法を説明し、ソフトウェアの使い方を知らせる。
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同じ母集団から標本を取り出し、母集団全体の数量を推定する。
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コンピュータにより抽出した標本から自分で計算して、全体の数量を推定し、実際の数値と比較させる。
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同じ母集団から複数回、標本を取り出し、母集団全体の数量を推定する。
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コンピュータのグラフ機能を用いて、視覚的に実際の全体の数量や標本からの推定推定値の平均との関係を表す。
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学習経過をもとに標本から集団全体の数量を推定す方法を確認する。
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流れ図を用いて、学習経過と実験結果をもとに標本から母集団全体の数量を推定する方法を明確にする。 実験を終えての感想などをまとめ、標本調査を有効性と有用性への自覚を高める。
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